鮎釣り?カジカ釣り? 2019 ー道志川ー 6/1~6/2

 

渾身の変化球は大暴投となる・・

 

2019.06.01(sat)~02(sun) ー神奈川県道志川青山親水公園ー

今日は鮎の解禁日。

友釣りでは、毎年し烈な場所取りが繰り広げられています。

しかし、”おでこ”はまだエンジンがかかっておらず、今年はパスすることになりました。

しめしめ・・😏

 

そこで、2019年の解禁は“鮎のエサ釣り&BBQ”という超変化球で攻めることに決定です。

数ヵ月前からやりたかったBBQ。  釣れた小鮎は即炭火焼き。  理想だ。😌

 


【内水面漁業調整規則について

青山親水公園付近の道志川は漁業権が設定されていないため、無料で釣りが楽しめます。

漁業権がない区域でも、神奈川県内水面漁業調整規則は守る必要がありますので、アユの解禁は6月1日です

漁業調整及び水産資源の保護培養のために必要な事項を規則で定めているため、違反者には罰則があります。

法令を順守して釣りを楽しみましょう。

詳細はこちら⬇️

 


1週間前の下見では、水量も程よく鮎の遡上も確認していました。

しかし、本日は最大9mの強風。  おさまる頃に到着すると、もう辺りは真っ暗で川見は出来ません。  暗がりにうっすら見える限りでは減水の予感。😨

明日は”へっぽこトリオのだんつくさん”をお誘いしているので、釣れなかったら非常にマズイ・・

釣果を祈りつつ本陣を構え、まずは虫除けに点火。

 

こちらは、林業従事者御用達のコダマ パワー森林香

とても強力で、あっという間に虫がいなくなるアウトドアの必須アイテムです。

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感想(5件)

そして、今年もお世話になる越前のホルモン屋 福田商店のお肉たち。(上からシロ・ハラミ・ミノ)

 

炭火が起きたら、待ちに待った食べまくりBBQの開始!🤤

旨いお肉の情報は、”て~る”のひとり言ーぐるめ編ー2018 をご覧下さい。

 

転がるまで食べまくった後”おでこ”は寝てしまいましたが、”て~る”はまだまだ楽しみの途中です。

 

音楽を聴きながら炭火の光を眺める夜のひと時は、穏やかでとても癒されました。

 


ー 6月2日 ー

夜は明けてAM7:00。

応援要請に駆けつけてくれた”へっぽこトリオのだんつくさん”と合流します。

 

明るくなった川は下見の時とはまるで違う減水ぶり。  アユの姿が見えません。(どうしよぅ・・💧)

朝から”だんつくさん”に言い訳をしながらエサ釣りを始めましたが、全く釣れません。😱😱😱

コマセをセットし、ウキ釣り仕掛けを流しますが・・

 

釣れども

釣れども

釣れども・・・

カジカ先生しか釣れません!!

(のちにこの魚はヌマチチブであることが判明します😭)

 

苦労して切り離したしらすの頭は、彼らのお腹へと消えてゆきました。

先週見たアユたちは何処に行ってしまったのでしょう?

 


【追記】2019.6

後日カジカについて調べてみると、専門で狙う人もいるくらい希少で美味しいらしい。

塩焼きや唐揚げで味わうのも良いですが、骨酒に至ってはイワナに負けずとも劣らない乙な味を楽しめるそうです。

考えてみれば、カサゴの仲間なので合点がいきます。

産卵期は3月~6月頃。  産卵後しばらくした秋頃が身の味が良く旬と言えるでしょう。  その他、抱卵している春先の個体も美味しく珍重されています。

* 神奈川県では水産資源の保護培養のため1/1から3/31までは禁漁になっています


 

諦めてBBQの準備をしていたら、男性陣2人も戻って来ました。  こちらも大量のカジカ先生襲来に気力尽きた様子。

まさか1匹もアユが釣れないとは思ってもいなかったので、申し訳なさで話す声も上ずります。

そして、食後も少し竿を出しましたが状況は変わらず。  最速の解散となったのでした。😵

 

“だんつくさん”には、遠くから買い過ぎたお肉を食べに来てもらっただけになり、大変申し訳ないことをしてしまいました。😭

渾身の変化球は大暴投という悲惨な結果で終了です。

 

【今回の教訓】

BBQしながら魚を釣ろうなんて考えが甘い!

反省したいと思います。😔

 

“て~る”のひとり言

 

9月某日・・

ちょちょっとカジカを釣って本当に美味しいのか食べてみた。

不味かった場合でも命を捨てることは避けたいので、お持ち帰りは1人につき3匹ずつの計6匹。

 

カジカはヌメリと鱗を取り内臓を出す。  肝臓はとっておく。

頭はよい出汁が出るので半分に割って使う。

身と頭をよく洗い、塩をしてしばらく置く。

塩を洗い流し水気を取ったら香ばしく素焼きに。

今回はこれをお味噌汁でいただきます。

お出汁は最高っ!

思っていたよりも濃厚で深みのある味わいです。

秋は脂がのって1番美味しい時期といわれるのも納得。

お椀の右側に浮いている白いのが肝臓です。  甘い脂がいい味を出しますが、食べると少し生臭さがあるのでお出汁専用のほうが良さそうですね。

身は小さく骨が多いので、食べるならまるごと唐揚げが良いと思います。(内臓は抜く)

次回は唐揚げに挑戦してみよう!

(のちにこの魚はヌマチチブであることが判明します😭)

【 お詫びと訂正 】2020年8月

 

この記事を書いてから1年、今度は唐揚げにしてみようとまた道志川に行ってきました。

しかし、釣りをしながら「絶滅を危惧されるカジカがこんなにも簡単に釣れるのか?」という疑問を抱き、もう1度よく調べた結果・・

今まで私がカジカだと説明していた魚が、実はヌマチチブという魚だということが判明いたしました。

長い期間、無責任な誤情報を掲載し続けてしまったことを深くお詫びしてここに訂正いたします。

この記事を読んでいただいた方には大変ご迷惑をおかけしました。

このことを反省し、今後掲載する情報には細心の注意を払う努力をしてまいります。

筆者 “て〜る”

 

カジカとヌマチチブの違い

 

カジカ(カサゴ目カジカ科) ・ウロコが無い ・2本の細長な腹ビレ)

ヌマチチブ(スズキ目ハゼ科) ・ウロコが有る ・ハゼ科特有の吸盤状の腹ビレ)

この2点が素人でも分かる、両者の決定的な違いでした。

 

釣ってきたヌマチチブは唐揚げにしていただきました。

これも悪くない味だけど、本物のカジカはすごく美味しいんだろうな・・

道志川にカジカが生息しているのは間違いないので、いつか必ず本物を手にしたいと思います。